ブロワ本体の寿命は、一般的に5年~10年程度です。ただし、フィルター等の掃除や部品交換などのメンテナンスが必要です。
ブロワには風通しの良い環境の方が適しています。小型ブロワは防水構造が多いですが、カバーが設けられている場合は防水、防音が目的です。そのカバーは風通しが考慮されています。もし設置する場合には、屋根だけなど風通しの良い環境にして下さい。密閉すると熱がこもり温度が高くなるため、かえって故障の原因となります。
まずはブロワと何かが接触していないか確認してみましょう。ブロワが周りの物と接触していたりすると振動音が発生することがあります。それ以外の原因でブロワ音が大きくなっている場合は、ブロワの修理もしくは取替が必要な可能性が高いため、保守点検業者にご相談下さい。
浄化槽によって必要なブロワの大きさが違います。ご注意ください。浄化槽の種類や規模によって、設置するブロワの風量が定められています。また、運転切替えのタイマー制御付ブロワが必要な浄化槽もあります。そのため、ブロワの選定にお困りの場合は、保守点検業者にご相談下さい。
A.可能ですが使用状況によりますのでご相談ください。浄化槽の使用状況によっては間欠運転も可能ですが、各ご家庭の使用状況や浄化槽の種類を考慮してブロワを運転する必要がありますので、詳しくは保守点検業者にご相談下さい。
送る空気の過不足により、処理機能が低下する恐れがあります。浄化槽の種類や規模によって設置するブロワの風量が定められているため、風量の合わないブロワを設置した場合、処理機能が低下する恐れがあります。また法定検査で指摘を受ける可能性があります。
微生物の呼吸と内部設備の運転に使用します。浄化槽には、汚水をきれいな水にするための槽があり、この槽で微生物が呼吸するための空気を供給することがブロワの1番重要な役割です。また増えすぎた微生物(汚泥)を強制的に剥離させ、溜める槽へ移送する際にも、ブロワから送られる空気の力を利用しています。